装飾品といえば、わたしが結婚したときに義母からプレゼントされてびっくりしたものがあります。
結婚したのはだいぶん前ですが、結婚当初、突然「ちょっと付き合ってね」と義母から言われて、なにがなんだか分からないまま連れて行かれたのがとある宝石店。まだまだ若かったわたしはほとんど装飾品には縁がなく、全く入った経験がない宝石店で、きらきら店内の証明を受けて輝くジュエリーたちとその価格に目を白黒させていました。
「お母さん、何か買うのかな?」と思っていたら、ネックレスのコーナーの前に立って「好きなもの、選んで」と突然いわれて口がぱかっと開いてしまいました。「え?いいよ」と慌てて言ったら「娘になったんだもの。記念にプレゼントしたいの」と義母がすすめてくれるのだけど、そんな高価な装飾品を突然「買ってあげる」と言われてもただただ呆然とするしかありませんでした。
そういうわたしの姿を見て、一緒について来てくれていた義姉と義母が「これが似合うんじゃない?」「こっちもいいねぇ」といくつか素敵なネックレスをピックアップしてくれて「さぁ、どれがいい?」と言ってくれるのだけど、どれもこれもまだまだ若造のわたしには早すぎるような綺麗かつ高価なもので、本当に困ってしまいました。もともと普段からあまり装飾品をつけていなかったので、どれが自分に似合うかもわからないし、そんなカンタンにプレゼントされるようなものでもないし・・・と困っていると、夫が「せっかくだから、もらえばいいよ」と何気なくいうので困るのなんの・・・。
結局、わたしを除く義母・義姉・夫の3人で「これなら結婚式やパーティなどで着けて行っても大丈夫」というネックレスを選んでくれたのですが、あのときのまばゆい装飾品とクラクラした思いは強く覚えています。 そのプラチナのネックレスは、今ももちろん大切にしていて、友人の結婚式や入園式などで大活躍しています。ちょっと強引だったけど、そうやって家族として受け入れてくれた夫の母や姉に今も感謝しています。